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上村松園 志ぐれ −しぐれ−
狩野芳崖
(かのう・ほうがい 1828〜1888)
激動の幕末から明治にかけて活躍した巨匠。橋本雅邦とともに近代日本画を切り開き、「竜虎」とならび称された。東京美術学校(現・東京藝術大学)の創立に努めるが、開校目前に、肺炎のため、死去。享年61歳。
かの岡倉天心が、「近世にこの絵画に比べうる作品はない。 過去の名画をはるかに超えている」と絶賛した、狩野芳崖の絶筆『悲母観音』(重要文化財)。日本画の伝統をふまえながらも、それまでにない近代的な表現が随所にみられることから、芳崖芸術の帰結点であるとともに、近代日本画の出発点としても位置付けられ、美術史上最も重要な作品の一つとしてしられます。柳を手にした楊柳観音が持つ水瓶から流れ落ちた浄水によって命を与えられた童子が地上界に降りて行く・・・。子に対する母親の愛情が見事に描き出されています。この名品を、原画を所蔵する東京藝術大学の正式認定・監修のもと、精緻に復刻いたしました。
仕様・体裁
作品寸法 約82.5×36p(原画の42%大)
技  法 デジタル・プリンティング・アート
(超微粒子転写方式)
用  紙 新絹本
(日本画の精密復刻専用の特製布地)
証  明 東京藝術大学の認定書
検印入り証紙付

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