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葛飾北斎 冨嶽三十六景名品選
葛飾北斎 神奈川沖浪裏
神奈川沖浪裏 かながわおきなみうら
画寸法 約25.5×37.5p/8版11度摺
葛飾北斎 凱風快晴
凱風快晴 がいふうかいせい
画寸法 約25.4×38.4p/5版13度摺
葛飾北斎 山下白雨
山下白雨 さんかはくう
画寸法 約25.5×38.1p/7版13度摺
葛飾北斎 甲州石班沢
甲州石班沢 こうしゅうかじかざわ
画寸法 約25.3×37.5p/12版18度摺
葛飾北斎 甲州三嶌越
甲州三嶌越 こうしゅうみしまごえ
画寸法 約25.3×37.7p/8版14度摺
葛飾北斎 江都駿河三井見世略図
江都駿河三井見世略図 えどするがちょうみついみせりゃくず
画寸法 約25.5×37.5p/9版13度摺
葛飾北斎(1760〜1849)
宝暦10年 江戸本所割下水(現在の東京都墨田区)に生まれる。
安永7年 勝川春章に入門。本格的に絵画修業を始める。
文化2年 この年から葛飾北斎と号す。
文化11年 「北斎漫画」初編を刊行。
天保2年 このころまでに「冨嶽三十六景」を完成する。
嘉永2年 浅草、遍照院内の仮宅にて没する。享年90歳。
わが国において最も世界に名をとどろかせている画家といえば、まず葛飾北斎が挙げられるでしょう。1997年に米国の「ライフ」誌に掲載された、この 1,000年の間に偉大な業績をのこした世界の100人に、日本で唯一ランクインしたのが、北斎でした。このことからも、北斎がいかに世界的に高い評価を得ているかがうかがい知れます。
その北斎の生誕250年を機に「冨嶽三十六景」の中から6作品を厳選し、手摺り木版画で再現しましたのが、『冨嶽三十六景名品選』です。
このたび再現された6作品はいずれも特に傑作としてしられる名品ばかり。
  • 北斎のビッグ・ウェーブ(大浪)として世界中で最も知られている「神奈川沖浪裏」。
  • 夏の早朝、いまにも朝日がのぼる寸前に、富士が赤く染まる一瞬を捉えた「凱風快晴」。
  • いかなる気候の変化にも微動だにしない富士を見事に描いた「山下白雨」。
  • 大気までをも描き出そうとするかのような北斎の意図を感受させる、雄大な構想の「甲州石班沢」。
  • 大胆に画面の中央に配された巨木がインパクトを与える「甲州三嶌越」。
  • 屋根と富士の大小の三角形によって広大な空間を表現した「江都駿河三井見世略図」。
様々な変化をみせる富士の姿を、北斎ならではの画想と構図によって描いた名品を揃えました。
作品は、150年以上にわたり、江戸木版画の伝統技法を継承してきた高橋工房において再現。熟練の彫師と摺師の手により一枚一枚丹念に制作されています。
また、6作品を掛け替えてご鑑賞いただけますよう、特製の浮世絵専用額を1点お付けいたします。
どうぞ、またとない稀有の時に、この『冨嶽三十六景名品選』で北斎の美の世界を存分にお楽しみください。

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