「円相図」
掛 軸
「円相図」タイトル

 たっぷりと淡墨をふくませ、筆速を抑え、重厚にしてゆったりと描いた白隠の円相図。
 青墨(せいぼく)とよばれる中国の淡い墨で表現された円相。文字通り、円は丸くて、角がなく、終わりも始まりもない形をしています。この切れ目もない、欠陥のない円満な相が、大空のごとく再現がなく広大で、わだかまりのない心境に通じるものとして、禅宗では最高の真理・悟りをあらわす究極の形とされています。
 本掛軸は、白隠の墨蹟の中で唯一現存する円相図として、今に伝わる名品のひとつです。

■白隠 慧鶴 (はくいん えかく)
1685年〜1768年
江戸時代中期の禅僧。近世を代表する禅の大成者。
ここをクリックすると略歴がご覧いただけます。


掛軸寸法 142.2×59.0センチ
本紙寸法 46.8×55.6センチ
表  装 風帯、一文字付三段表装
軸  先 木製黒塗頭切
印  刷 高精細美術印刷
監修・解説 古谷 稔
(大東文化大学教授)
所  蔵 永青文庫

■価格:本体78,095円+税

掛 軸


クリックすると飾った写真が見られます。